電子タバコは、香港の金龍グループの会社が世界で初めて開発したとされています。電子たばこは、専用カートリッジ内の液体を電気的に霧状化し、その微粒子を吸引するような構造になっており、タバコの代わりに嗜好する製品です。通常のいわゆるタバコとは違って火を用いず、燃焼に伴うタールや一酸化炭素等も発生しません。また副流煙も当然出ないので、他人に迷惑をかけず自分の健康を害する事もないタバコ代替製品として2008年頃から日本国内においてもテレビなど様々なメディアで取り上げられて脚光を浴びています。またいろいろなメーカー製の電子たばこが市場で発売されてきています。
葉巻型、パイプ型、煙草型など様々な形式の電子たばこがありますが、構造的には全てほぼ同じで、充電式のバッテリーと噴霧器としての本体、希釈液を含んだカートリッジから構成されています。カートリッジをケースから出して、充電済みの電池と共に本体にセットし、吸い口から吸引すると自動的に気流センサーが反応して、カートリッジ内の液体を霧状化、吸い口から霧状の希釈液を吐き出します。これは口腔内に含んだ程度では霧状のままのため、そのまま吐き出すと白い煙のように見えます。
電子たばこのカートリッジはニコチン含有量によって数種類用意されています。ニコチンを含まない電子たばこもあります。またニコチン量以外にも果物の香り等タバコ以外の様々な香料を配合したカートリッジが用意されている製品もあります。電子タバコはタバコでも禁煙具でもない1つの嗜好品ですが、このような性質上、禁煙に利用することもできるとされています。
電子たばこをうまく利用して、禁煙達成をめざしましょう! |